女性は一日に2万語をしゃべらないとストレスを感じるのだそうです。男性が6、7千語だったか。
1人あたり2万語ですから、2人いたら4万語、3人いたら6万語の言葉が乱れ飛ぶことになり・・・。喫茶店などで延々とおしゃべりしている女性をすこしだけ理解できたような気がします。
しかし限られた時間の中で、3人が等分に2万語をしゃべるわけもなく、1人が2万語ノルマを達成した時には、まだ1万語もしゃべっていない人もいるだろうし、やっと2万語ノルマを達成した時には、相手は「あら私はもう5万語よ」ということになって、「ちょっと待って、私まだ3千語足りてないわよ」と言い出す人がいないわけでもなく、「なによ、あなたドンくさいわね」一時間が二時間になり、三時間になって、それがまたストレスになりやしないか。なんだか気の毒なような、やっぱりよく分からんのです。
さて、8月公演の稽古に入りました。
はじめのうちは週一回とかなので、今のうちからこっそり始めます。(来週中には、詳しくトップページでお知らせできればと思います)
本読みをして、小道具についても話しました。
今回のキャストは、女性3人。〆て6万語です。
『片づけたい女たち』に出てくる女性たちもよくしゃべります。話しは脱線し、脱線が伏線になっていく。八つ当たり?愚痴?片づけたくても片づけられない、散らかるばっかりの人生のもろもろ。
話しが脱線した時ほど盛り上がる会話は、稽古場でもすでに見受けられ、(内容は忘れましたが)
「はい、それは、まあ、とりあえず、いいです」
と、話しをさえぎる男性(僕)。
さえぎられ、ストレスを溜めるキャスト陣、てなことにならないだろうか。心配です。
まあ、セリフはたらふくありますけど・・・。
ということで、また日曜日、稽古頑張ります!