5月、柏公演

今年5月、はじめて柏で演劇公演を打つことになりました。

演劇公演を打つにはいろいろ必要なことがありますが、大きな仕事の一つとして、場所を決める、というのがあります。

去年11月くらいだったか、アミュゼ柏に空きがあり、「おっ、一日空いてるな。マジか・・・どうすっか・・・」と、自分なりにかなり慎重に考えました。

空きは1日だから、その日に仕込んで本番ということです。芝居の多くは、丸1日、ないし2日仕込んで、本番という流れが一般的だと思うので、慎重です。

それに柏には家族以外知り合いがいない。いや、日本全国に何人知り合いがいるのかと言えば、およそ3人くらいですが・・・・・・
いや、もうちょっといる!ただ、芝居やるから手伝って、といくらか気軽に言える人が3人くらいしかいないということです。

役者を募集して何人くるのか・・・・・・スタッフは?・・・・・・

恥ずかしながら、無名な団体にとって、いや団体風であって、ひとり市村という男がいるだけで、応募があるかないか。

「ない」

十分に考えられることです。

いま思えば、メンバーを集めることから始めて、それから日程と場所、演目を決めた方がよかったのではないか。そうするべきだったと思わないでもない。
 

募集をかけるには日程と場所くらいは決めないと話が始まらない。

場所をおさえて、応募がないのでキャンセル。

哀しい。想像もしたくない。

最後は、あれです。芝居やりたいなぁ、というだけで見切り発車です。

己れの欲に負けました。慎重だった日々(20日間ほど)は何だったのか。

結局、出演者やスタッフにも目ぼしがつかないまま、

おれ「予約できますか?」
アミュゼ柏さん「できます」
おれ「予約お願いします」

終了。一瞬です。

募集をかけたら、お二人の方が応募してきてくれました。

一人の方とは、うまく話が進まなかったけど、もう一人の方とやることになりました。

ただこの方、大久保希美子さんは、「劇団員の方がいて、私はすみっこで一言二言セリフがあるだけだと思ってました」と言っていました。

僕と2人芝居です。

ダマされたと思っているのかもしれません。ダマしたつもりはないんですが・・・・・・。

 

『足のある死体』
別役実さんの40分ほどの芝居です。

別役実さんは、名前だけは知っていました。
別役さんの戯曲を、一年前くらいに(たぶんはじめて)読みまして、ハマってしまい。次に芝居をやる時は・・・・・・と思っていました。

最高に好きなんですけど、いざ上演許可をいただき公演が具体的になってくると、改めてこれ難しいなと。このセリフ、いったいどんな顔して言ったらいいのかと。

まだ稽古もしていないので、ぼちぼちまたブログに書きます。

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