スマホデビュー

よく意味も分からぬままに「ガラケー」と言っていた僕も、ついにスマホデビュー。
はじめて手にするスマホ。凹凸のないタッチパネル。すこしは予想していたことだけど、メールの文字がなんて打ちづらいんだ・・・これを人は平気で使っているのか?と愕然。

いまさらそんなこと?
そう、自分も思える日が来ることを信じたい。

「か」を打とうとすると「な」が反応してしまい、「さ」は「は」になってしまう。「こ」を入力するため「か」を連打すると手前の「け」くらいで次のマスに移動してしまい、「こんにちは」と打とうと思ったら「けかこわんにちささは」くらい打ち込まなければ正解にたどり着けない。そのうち指先がワナワナしてきて、初日からイラついてしまい画面をバシバシ叩きだす始末。今のところ、正しく文字入力できる打率5割。奪三振マシーン金子千尋なみに打ちづらい。いや、金子を打って5割ならヒーローだけど。

ケータイショップのお姉さんは、すぐ慣れますよ~なんて言ってけらけら笑っていたけど、これは無理だじょー。慣れても打率8割も危うい。憧れの歩きスマホなんてしたら、打率10割で電柱に頭をぶつけるんば。

あと、やはり図体はでかい。できればカバンを持ちたくない者としては、ポケットに収めたいけれど、タバコや財布、鍵にスマホ。昔のプロ野球選手じゃないが、セカンドバックが必須になりそうだ。
と、文句ばっかり。
仕方ない。いまのところ、文句しか出てこない。

僕の指先はきっとガラパゴスなのだ。世界の潮流から取り残されているのだった(いま調べた)。

ガラパゴス諸島のフィンチやイグアナが大陸と行き来することなく独自の進化を遂げたことになぞらえて、世界の主流に対し、日本のケイタイが独自の進化を遂げたのでガラパゴスケイタイと呼ぶそうですね。世界の主流がなんなのか分からない自分にはガラパゴスで結構なんですが。
じゃあ、なんでスマホにしたんだ。
それは、なに、容量の大きいメールも受け取れるし。いまはまだ想像でしかないけど、便利な面がありそうなので。

このブログはパソコンで作ってからスマホに送り、アップした次第。これをスマホで作っていたら、半日はかかると思われる。それこそ僕の指先は独自の進化を遂げることだろう。

ガラパゴスのフィンチ。
 

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