裸火使用又は危険物物品持ち込み承認申請書

『ザ・シェルター』の台本に火器使用のシーンがあり、昨日消防署へ行ってきました。

演劇公演の最中、舞台上で火を使用する場合、

この日、この時間、この場所で、火を使用しますから、すみませんがどうぞよろしくお願いします

と、消防署へ届け出をしなくてはいけないのです。

(「火器」と書くと、ガスバーナーとか、電流爆破デスマッチみたいなものを想像するかもしれませんが、そんなんじゃありませんので、どうぞご安心ください。)

僕ははじめて消防署内部に潜入しました。

車で来ても良いとのことでしたが、いざ到着すると消防車や救急車が並んでいるところに駐車するのは、これかなりキツイっすよ、署長・・・

邪魔にならないように隅の隅へ、何回も切り返し切り返し。ここで消火栓にぶつけたら、アホすぎる。。

門をくぐり、受付で年のころ27歳くらいのガタイのいい青年に、これこれこういうわけで伺いましたとご挨拶。すると、とても優しい口調で接していただき、二階へ通されました。

警察署もそうですけど、べつに悪いことをしているわけではないのに委縮してしまうのはなぜなのか・・・。

しんと静まり返った署内の階段を上っていくと、小走りでやってきたガタイのいい青年にすれ違いざま「ごくろさまです!」と挨拶をされ、ビクっとなり

されたかと思うと、また小走りでやってきたガタイのいい青年が僕を顔を見るなり「ごくろさまです!」

「こちらこそ」とわけ分からん返しをしてしまう。

そして二階の事務所と思われる扉を開けて待っているのが、年のころ50歳前後でしょうか、制服の胸に小さな星が二つか三つ、上官と言うんでしょうか、とにかくガタイのいい男性に迎えられ事務所の中に入ると、やはりガタイのいい担当者の方がとても優しい口調で出迎えてくれ、とても優しく席に案内され、その方の胸にも星が二つあり、その奥にはガタイのいい隊員たちが控えており・・・

ああ、疲れる・・・。

威圧感!

とっても優しくて礼儀正しい威圧感!あなたたちのガタイ!

いざとなれば人命に関わる男たちの職場はやっぱり怖いっす。。

出動のタイミングにかぶらなくて良かったです。

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