昨日は、新メンバーの泉さんと本読み。
舞台に関しては未経験の方なので、まずはセリフを言ってもらうところから。
相手役のセリフを聞くこと、そして自分のセリフを相手にかけること。それが基本中の基本だと思っています。
その後、8月公演の稽古。
ピリッとした空気が作れない。
誰でも味わったことがあるだろう緊張した疲れる空気。
演出をしていても感じる。僕がダラっとしていると、演者もダラっとする。伝染する。
ピリッとしているとこちらの声が変わり、それがまた伝染する。(伝染しないとき、僕が完全にナメられているんだと思うしかない・・・)
言い争うシーンなどは、演者はそのシチュエーションに合った声を出せばいいんだけど、簡単ではない・・・
ツンコ役の大久保希美子さんは、いっしょに舞台を作って今回で3回目。
ふだんの声はやわらかい、鼻にかかったいい声だなぁと思う。
でも、役柄によってはそれだけでは成立しないことがある。
もちろん1人だけの問題ではなく、3人が作り出さなければいけないんだけど。
おチョビ役の林美枝子さんと、泉さんも最後まで稽古に参加していただき、8月公演に向けて、まだまだこれからです。